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       Society for Nature and Agriculture in Southeast Asia


 本研究会は、アジアの自然環境や人々の暮らしについて、学際的に意見交換する、
自由参加のオープンな会です。
 研究会終了後には、懇親会も予定していますので、お気軽にご参加ください。

お知らせ次回のご案内

  • 話題提供者 
   森田 一弥 氏(森田一弥建築設計事務所代表/滋賀県立大学非常勤講師)

  • 日時
   2017年4月14日(火) 16:00-18:00

  • 場所
   京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
   総合研究2号館4階大会議室(AA447)

  • 題目
  日本の左官技術と現代建築におけるその応用


  • 要旨
 左官技術とは、土やセメントなど粉状の無機物素材を用いて空間を構築する技術の総称であり、世界各地にその土地の気候や文化に応じた技術が育まれてきた。
 日本の左官技術は建築の主構造が木造という条件の中で発展してきた経緯から、東アジア各地の木造建築文化圏と基本的な技術は共有しつつも日本独特の技術体系を持ち、特に表面のテクスチャーの意匠的多様性という点で他地域には見られない特性を有している。一方、森林資源の乏しい他の地域では石やレンガなど鉱物資源を主構造に用いた建築が主流であり、そうした地域では左官技術の意匠性よりもむしろ堅牢性や蓄熱性など物性的な特性を生かした方面において特筆すべき技術的展開が見られる。
 研究会では日本をはじめ世界各地の伝統的建築物を左官技術の視点から比較しながら紹介し、それを現代社会においてどのような形で応用可能か、発表者の手がけた建築作品を通して考察したい。



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